
(CTMS : Commodity & Tool Management Services)
CTMS活動とは?
工具管理のポイントは、大きく2つに分けられます。
① ジャストインタイムの在庫管理、倉庫での作業、受発注業務などの業務管理。
これらの適正な管理体制により、業務コスト削減等の多大なメリットが得られます。
人件費の削減に加え、在庫レベルの最適化による運転資金が改善できます。
② 製造加工効率を最大限に高めるため、高性能の工具や加工行程の選択が必要です。
これらの選択次第で、生産性向上、大幅なコスト削減、収益アップの実現が可能です。
柔軟性とモジュール性を備えたCTMS活動
CTMSアプローチの基盤は、柔軟性とモジュール性にあります。
イスカルは、包括的な工具・プロセス管理に基づき、お客様それぞれに適した
収益アップの提案を行う活動を推進致します。これをCTMS活動と呼びます。
お客様のニーズに真摯に耳を傾け、目標を設定し、収益アップに向け具体的な
プランを案出致します。
工具メーカーだからこそできる、技術的サポート/サプライチェーンの管理/
自動工具管理システムを含んだトータルな収益アップサービスをご紹介します。
生産コスト削減
製造コスト全体の内訳のなか、切削工具の占める割合はわずか3%ですが、
最適工具の使用により、加工時間を短縮、高生産性及び高収益性を実現します。
CTMSサービスとの提携により、製造過程における生産性が継続的に向上します。
さらに、コアコンピテンシー(高品質・低価格製品の即納)の向上にも貢献致します。
高生産性を実現
生産目標はお客様によって様々ですが、一般的に全工具コストの8%を
上回る範囲で設定されます。積極的なCTMSプログラム導入により、
これをさらに上回る生産性の向上が期待されます。
導入目標
① 加工時間削減、工具寿命延長、機械停止時間短縮による生産性の向上
② 使用工具数・工具検索の手間を軽減、間接費低減、工具消費データ及び在庫管理の改善
計測できないものを管理できるはずありません!
CTMSサービスは、MATRIX-TMソフトで全ての処理履歴を記録。
コストセンター(使用機械、工具使用部門、ジョブ、被削材等)毎の工具消費の統計をとり、
有益なレポートを自動作成します。こうした統計管理により、発注点の設定、工具CPU計算が
容易となり、リアルタイムの適正在庫管理を実現、工具管理のトータルコスト削減を維持します。